今日もお越しいただきありがとうございます。お元気ですか?子供がいつもより早めに朝でかけたので、がんばってこれ書いてます。

新学期にはいってバタバタです。次の授業の準備をとりあえずやるというその日暮らしをなんとかしないとと思いながら過ごします。毎日子供の送迎と、母の送迎と、子供の習い事やら歯医者やらも重なって日々何度も出掛けてから、夜は弁当作ってやっと次の日の授業の準備に取り掛かるのが夜の10時11時いう最初の週でした。睡眠革命はどこへいった(汗)連休までになんとか落ち着きたいです。

さて、連載?中の英文解釈についてです。

高校一年で、文法も一通り終えて、生徒達は徐々に受験に向けて長文問題を解く量が増えてきます。学校の検定テキストとまた違う模擬試験や、センター試験なんかを受けて、愕然とする生徒も多い。

「先生、全然読めない、どうしよう」この言葉をたくさん聞いたときに、何が足りないか考えました。
文法も解ける、単語も一生懸命覚えた。学校のテストも高得点。そんな子たちが悩んで相談にやってきます。いつも授業で「文法問題ばっかりといてても、長文問題は攻略できないよ。もっともっと英語を『読まないと』だめ。とにかく長文問題を増やしなさい」と口を酸っぱくして言い続けています。

文の塊がとれない。ということだと思いました。いつも日本語に訳す作業をさせられてきたので、スピードも出ない。特に記述式の入試問題を時間内に解くには、英語を読むことと、訳すことの両方をやらないといけない。

英文を読んだときに文の塊を判断する力は、文法、語彙を個別にするだけではつかない。総合力が必要。それには、スラッシュリーディングでも、文型でも、とにかくなんでもいいから、読めるようになるヒントを与えてあげるのが大事だと、思っていろいろ読んだり、授業をうけたりしました。

どれもベストセラーだと思います。国公立や私立のレベルの上目を狙う人なら手に取ったことのある本
たちです。ちょっと書いてる途中で編集しなおしました。(長くなったから)

まずはこれ、ご存じかなりの受験生が手に取るベストセラーです。私がやる前から持ってる生徒も多かったです。
これの良さはズバリ「薄い」です。達成しやすいというのはとても大事な要素。分厚い本をやり始めても、終えることができなければ何の意味もないですからね。以前に読んだ「英文解釈の技術100」より解説も頭に入りやすかったです。読んだ印象ですが、主観的かもしれないけど、講義をまとめたもののようだと思いました。読んで英文に戻るという作業が多かったと思います。なるべく簡潔にという意図は感じられましたが、たまに眠かった(笑)で、疲れているときは、英文読んで先に訳を読んで自分で塊をみつけるということもやってる自分がいました。図解がもっとあると5つ星だと思いました。

間にもう一冊あるのですが、それは次回に回したので(長すぎて)最近読み終わったこれを先に書きます。
上のポレポレよりはレベルが上とされています。もっと複層な作りでもあります。主題の英文(結構長め)を読んだ後、取り扱う文法項目をさらに深く理解できるようにと短い類題を解いてから、主題の英文の解説があるという作りです。私はこれをいろいろ本を読んだ後にやったので、かなりいいと思ったんですが、いきなりこれを手に取ってやっていたら、また「眠い」ループに陥っていたからしれません(笑)やったら力もつくと思います。私が教えた生徒の中にはこれを信奉している生徒もいました。超難関を受ける子はこれをやっている子も多かったです。

上のポレポレは講義形式っぽい感じで文を読んで理解する感じですが、透視図は英文を細かく分けて解説がついているところが秀逸です。解説もわかりやすいくて、難易度の高い文もなんだかわかった気にさせてくれる魅力がある。すごく上手に説明してあります。それと、初見でまず英文を読んで、違う英文で理解と深め、最後にまた同じ英文をこまかく読むという、3段論法的なアプローチが素晴らしいと思いました。難易度が高いのですが、これをやり切ればかなり力がつく作りだと思いました。

英文も読んでいて興味深いもの、抽象的なものを扱っているので、それもいいと思いました。まさに教養の英語という感じです。なので、思わず初見で「ふーん、面白い」と思って読んだものは、完璧に自分で解説できなくても意味がわかっているので、細かいところをつい飛ばしそうになる自分がいました。いかんいかん。

その他にも授業であつかったものも、やったので、あげておきます。市販されていないもの。ドラゴン構文でおなじみの竹岡先生の学校用の英文解釈の本です。
学校では最高レベルのものの一つです。これはブログであげている中で一番薄い。しかし情報が詰まっています。難解大学を目指す高校生が多い学校ほど竹岡先生のテキストは鉄壁なので、よく出会います。これは解説で文の塊を図解しています。扱っている英文はもちろんすべて難解な入試問題。これができれば和訳対策は大丈夫みたいな感じの本です。最難関を目指す生徒には「これを何度も繰り返しやるように」と受け持ったときに、授業で決まっていたテキスト以外に、補助教材として買い足してもらったものです。英文はロジカルな文が多めで、情緒的なものが少ない印象です。理系には特に効くかも。

個人的には読むときにいちいち日本語にせずに読む癖があるええ加減な私なのですが(汗)、授業で扱うので、ちゃんと自分でノートを作って日本語に訳す作業をまずしました。それでもすぐ忘れる「ざる」な頭の私です(涙)

上の3冊は受験英語にはかなり効くものたちですが、英語の資格試験に絶対必要か?と聞かれると、日本語にする必要のない場合が多いので、読み物として読んでもいいというグループとして扱っておきますね。こういうアプローチも読解力をつけるには効果があるから存在する。英検などで壁にぶち当たった時にこういうのを読んですっきりさせるのも一つの手だと思います。それとよく言われていることですが、日本語にできるということは理解が深いという意味でもあります。翻訳や通訳をめざされているなら、基礎にこういう勉強をいれると効いてくるのかもと思いました。

映画を見ているときに、いちいち日本語にしていたら、場面が変ってしまうし、audiobookを止めながら日本語にしていたら、物語自体は味わいにくい。直解との両方の車輪があればより理解度があがるというのが今の心境です。私もまだまだな自分を引っ張りあげるために生徒と一緒に頑張っています。

では、次回は残り一冊、基礎ですが、かなりいいなと思った1冊をあげて、この連載を終わりたいと思います。仕事に戻らないと(汗)

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